カフェイン 妊婦

MENU

ノンカフェイン

妊婦さんがカフェインを控えたほうがよいというのには次の3つの理由があります。

 

 

まず1つ目の理由として、カフェインは胎盤を通過してしまうからです。

 

妊娠中は妊娠していないときに比べ、カフェインの代謝に時間がかかります。そのため、カフェインがからだに長い時間残ることになります。
さらに、摂取したカフェインは胎盤(へその緒)を通過して胎児のもとに送られます。
つまり、妊娠中にカフェインを摂取すると、母親の体内カフェイン濃度と胎児の体内カフェイン濃度は同じくらいになってしまうということなんです。
しかし、胎児の肝臓は発達していない未熟な状態のため、入ってきたカフェインを分解・排出しきれないのです。

 

その結果、胎児のからだには高濃度のカフェインが長期間残ってしまうことになり、大きな負担をかけることになってしまうのです。
カフェインの摂取量が1日300mg以上の妊婦は、摂取量が1日150mg未満の妊婦と比べると、流産のリスクが2倍になるという研究報告もあります。

 

2つ目の理由が、胎盤の血流量の減少です。

 

妊婦がカフェインを摂取した場合、胎盤の血流量が減少するということもわかっています。
胎盤は胎児に必要な栄養や酸素を送る非常に重要なものですから、その胎盤の血流量が減少するということは、胎児のもとへ届けられる栄養や酸素が減ってしまうというこです。

 

妊婦のカフェイン摂取と胎児の発育の遅れとの関連性のついては、いまのところは結論がでていません。しかし、妊婦のカフェイン摂取と胎児の発育の遅れや早産との関係性は否定できません。

 

3つ目の理由が、白血病のリスクの上昇です。

 

これまでは妊娠中であっても、1日に1〜2杯程度ならコーヒーを飲んでも問題無いと言われてきました。
しかし、最新の研究により、妊娠中に1日1杯のコーヒーを飲む習慣がある場合、胎児が小児白血病になるリスクを20%上昇させることが判明しました。
さらにそのリスクは、1日2杯の習慣なら60%、1日4杯なら72%にもなるのだそうです。

 

また、妊娠中だけでなく出産後もカフェイン摂取に気をつけなくてはいけません。
母親が摂取したカフェインは母乳を通して赤ちゃんのからだに入ってしまうからです。
たとえわずかなカフェインであっても赤ちゃんのからだには大きな影響を与えることになります。カフェインの興奮作用によって情緒不安定になったり、覚醒作用によって不眠になり夜泣きをしてしまうといった影響が考えられます。